創業150年以上、大阪の老舗天ぷら料亭「一宝」でランチ。
関西の財界人・有名人が足繁く通う関西風天ぷら料理店の東京支店です。
なんでも阪急東宝グループの創業者の小林一三の「一」と宝塚の「宝」を取ってこの名をつけたとのこと。
普通の関東風天ぷらはごま油で揚げるけど、
この関西風は紅花油で揚げるのですね。
だから油臭くなく、白い衣で綺麗に揚がるのですね。
この時期に悪い評判としてはやった「衣を外して食べる」なんて愚の骨頂はしませんよ。笑

場所はいつもの交詢ビルの5階。静かで落ち着ける雰囲気で密会にはもってこい。笑

清潔感あふれるカウンターに座るとまずは昆布茶を。
この昆布茶がしっかり味かついてて美味いんだな。
ほっとしますね。

まずは食前酒ということで日本酒で乾杯。

この先付けの穴子がもっちりしていて美味しいですね。

ここからは天ぷらのコース。
まずは海老。
尻尾まで美味しい。

これはウド。
ウドってこんなに旨かったんだ･･･。

これは筍。
まだ季節には少し早い。
それだけにうれしいですね。

ホタテ。肉厚でジューシー。

今度は海老の紫蘇巻き。
紫蘇があるだけで味が全然変わるのね。

これは穴子。
むっちりしてこれがまた美味い。
白い色でわかるように紅花油で揚げた衣が淡泊で癖がないので、
素材の味が余計に引き立つんだよね。

これがラスト。
手前の二つが生麩。
後ろのは饅頭。
こんなのもあるんだねぇ。

締めは天丼と天茶から選べる。
迷わず天茶ね。
このかき揚げが美味いし、箸休めのじゃこがまたいいね。

デザートはこちら。ほうじ茶アイス。
これだけ食べれば胃にもたれそうなものだけど、
油がいいせいか全然平気。
(一度のコース毎に油を入れ替えていましたね。さすがです)
相方もまだまだ入るとのたまっていました。汗
ごちそうさまでした。

食後の運動と言うことで東京ミッドタウン日比谷まで散歩。
これは屋上回廊から望む皇居外苑。

今年は寒の戻りで花冷えのために桜が長持ち。
うららかな四月の午後のひととき。