車(くるまや)で蕎麦がくるまで
2010年、正月明けて間もない頃、
少し前から気になっていた近所の蕎麦屋に行って来ました。
「車」と書いて「くるまや」と読みます。
ここは、家から自転車でも5分ほどの距離。
こんな近所に美味しい蕎麦屋があったなんて・・・。
なーんか、こだわりの店って感じが暖簾からもぷんぷん匂うぞ・・・。(苦笑)
店の前にこうして車輪が置いてあるのが特徴といえば特徴。
まず出てきたのは、蕎麦茶。
これがまた、意外と美味しい。
蕎麦を注文したのだけど、まずは「湯葉」から。
くるまやで、蕎麦がくるまでまずはこれで、ということか。
しかし、この湯葉がまた意外とボリュームがあって、なかなかいける・・・。
病みつきになりそうな味。
これで400円なら、いいね!
さてこれがメインの「九一そば」。
丸抜き(そばの実の殻を抜いたもの)の蕎麦挽きで、
もっちりとしたコシがあって、実に美味い!
こちらも、これで700円なら、悪くないね。
蕎麦つゆは、定番の醤油タイプ。
薬味は、かんじんの蕎麦の味をじっくり味わって欲しいという店主の趣向からか、ついていない。
しかし、実際に食してみるとこれが正解。
食後のそば湯も、これ、この通り。
この最後の方のどろっとした感じがまたいいのよ。
ほっとする、癒される味ですな。
調度品も、決して品がよいとは言えないが(失礼!)、
落ちついた雰囲気はよく出ていますね。
こういうの、個人的には好きだなあ・・・。
店の入り口の所から蕎麦挽きの様子がうかがえる。
綺麗に整頓されていて、これなら安心。
なんと、自分が勘定を済ませる頃には、
早々と店じまい。
まだ14:00頃ですよ。
やっぱり繁盛しているんだね。