第19回　冷や汁うどん

　今回は「男の週末クッキング」(株式会社オレンジページ刊)からの料理です。「冷や汁」というのは魚の干物を焼いて加え、麦めしにかけて食べる高知や宮崎の名物だそうです。ミネラルを豊富に含むごま、ビタミンいっぱいの夏野菜、良質たんぱく質の魚、これらをひとつにした健康料理。これからの夏場、夏バテ防止にもいいと思います。魚の干物はあじ以外にかます・えぼ鯛などでもいいそうです。

材　料　(2人分)

ゆでうどん	2　玉
あじの干物	1　枚
木綿豆腐	1/2　丁
きゅうり	1　本
青じその葉	10　枚
白いりごま	1/2　カップ
削り節	ひとつかみ(約10グラム)
み　そ	大匙　3　強
塩	小匙　1

作り方

1. 鍋に2と1/2カップの湯を沸かしみそを入れる。みそが十分溶けたら削り節を加えてしばらくおく。削り節が鍋底に沈んだら万能こし器でこし、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしておく。
2. 野菜を準備する。きゅうりは厚さ3mmの小口切りにし、ボールに塩と一緒に混ぜ約5分おいてしんなりしたら水で洗って水けを絞る。青じその葉は幅5mmに切る。
3. グリルか焼き網で干物を焼く。粗熱が取れたら、骨・頭などを取り除いて粗くほぐす。
4. すり鉢にごまを入れ、粒の形がややなくなるくらいに半ずりにする。冷やしておいたみそ汁を加えて混ぜる。
5. 豆腐を食べやすい大きさにちぎって加える。続いてきゅうり、しそ、干物を加える。
6. うどんを温めて冷水で洗う。器にうどんを盛り分けて氷をのせ、冷や汁を回しかける。

栄　養　(１人分)

エネルギー	612 Kcal
たんぱく質	27.1 g
脂　質	22.6 g
糖　質	71.4 g

感　想

　思っていたより簡単にできた料理。味がもうちょっと濃いほうがよかったかな、という感じです。冷たいし、氷が溶けるとさらに味が薄くなるのでしょうゆなどで冷や汁の味をととのえるとよかったかも。うどんのコシと冷や汁のひんやり感がマッチして、たしかに夏場に食べるのによいと思いました。
　「男の週末クッキング」、これ以外にも作ってみたい料理が目白押しです。こだわりの味、みなさんもおひとついかがですか?

　

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