ことのは
2008年12月分
12月1日(月)朝
いよいよ師走、12月である。
ただでさえ、一年を早く感じるようになっているのに、
年の暮れは慌ただしさも手伝って、全く落ち着きがない。
特に今年は、仕事関係でちと厄介なことを抱え込んでいることもあり、
まったくもって時間が惜しい。
果たして、無事に新年を迎えられるんだろうか!?
大学院のほうは、修士論文も一応完成し、後は審査次第である。
博士課程も通ったので、何としても審査に通って欲しい。
なにはともあれ、今年も後１ヶ月・・・。
12月5日(金)夜
ううう、ひどい雨だった。
そもそも、12月になって、
こんなに雷が鳴って、雨が降るなんて、
本当にどういう天気なのだろう。
冬といったら、もっと底冷えのする寒い日を思いがちだが、
今日の暖かさといったら・・・。
さて、先月からの繰り越しの仕事に加え、
以前に査読が終了した英論文が
ネイティブ・スピーカーによって文章のチェックをされて戻ってきた。
まさか著者校正が二回あるとは思っていなかったので、まさに想定外である。
締め切りが一週間しかないので大慌てである・・・。
さて明日は士会の仕事。
連日、東奔西走である。
12月10日(水)夜
ここ三日ばかり、イレギュラーな仕事が入り、
(しかもいずれも急を要すると来た・・・)
通常のルーティンワークにくわえ、非常に余裕のない毎日であった。
まさに自転車操業、である。
毎日授業が入っているのでなければこんなに焦ることもないのだが、
後期はどうしても余裕がなくなってしまう。
こんな時期にレポートの採点やら時間が必要なタスクは入れたくないが、
そうも言っていられない事情もあり・・・。
しかし、余裕がない時こそ、冷静にならなくてはね。
取り返しのつかない失敗というものはそういう時にこそ起こるもの。
常に落ちついて、笑顔で仕事をしたいものである。
さて、明後日は授業で年に一度の心電図モニタリング演習。
日曜には義父の一周忌が待っている。
年の暮れももうひとふんばり。
12月14日(日)夜
本日、義父の一周忌の法要であった。
あいにくの雨と寒さであったが、
故人を偲んで遠くから親戚が集まり、
改めて義父の人柄を感じさせられた。
お寺の僧侶が言っていたが、
この世は縁、故人との関係は、
死んだから消えると言うことではなく、
いずれ自分たちも同じ道を辿っているのである。
故人を想う気持ちを持つことで、今の自分を顧みて、
新たな生き方・人生に思いを馳せることも必要なのではないだろうか。
迷いの多い現世であるが、
なるほど身の引き締まる思いであった。
今年もあと半月あまり。
しっかり自分を見失わずに生きましょう。
12月18日(木)夜
大学院の修士論文が大詰めである。
副査からのコメントがぎりぎりだったので、
受付期限が少しだけ延長になった。
助かった、という感じだが、
それにしても、真摯に対応しようとすれば、
時間はいくらあっても足りないというところである。
まあ、産みの苦しみというか、
よりいいものを世に出したいと思えばこそ、であろうか。
教務のほうも年末、冬休み前で予定がびっしりである。
綱渡りの日々が続く・・・。
12月21日(日)夜
なんとか、修士論文の見直し・訂正を繰り返し、
ようやく完成して先日発送出来た。
2年間の集大成なのであるが、殆ど達成感・充実感を感じられず。
まだこの後、審査の発表会や諸々のハードルが残っているのと、
教務にしても、士会の仕事にしても、
区切りのつく見通しが立たないタスクが残されているせいだろうか。
年内に目処をつけたい所だが、現実は厳しい・・・。
そうだ、年賀状も印刷しなくちゃいけないんだった。
昨年はこの時期、義父の死去で大わらわだったんだよなあ。
そういうわけで今年はなんとか間に合わせたいのである。
プリンタのインクを買ってきたので、
やれることはやれるうちにさっさとこなさなくては。
この扉絵のようにクリスマス気分どころじゃないなあ・・・。
12月26日(金)夜
クリスマスも終わって、いよいよ今年も残り一週間を切った。
結局、仕事が終わらなかったので、
まだ来週29日の月曜も行かなくてはならない。
今年は本当に最後までバタバタして終わりそうである。
家の仕事も片づいていないのに、なんともという感じだが、
まあこういう年もあるか。
それにしても、今年は激動の一年だったなあ。
学会発表あり、英語論文あり、
数年前であれば想像も出来なかった自分がここにいる。
そういう意味では、充実した年男の年だったのかな。
さて、来年はどんな年になるのであろうか。
まだ過去を思うにはちと早い・・・・。
12月29日(月)夜
今年も残す所あと二日。
今日で仕事納めであったが、実際は終わらず・・・。
年明けから多忙なのが目に見えているので、
ゆっくり休みたい気持ちが半分、
少しでも年明けの多忙を緩和すべく仕事の先取りをしておきたい気持ちが半分。
まあ、きりがないのではあるが・・・。
今年はずいぶん無理をしたおかげで、
それなりの成果も上がったが、身体はボロボロである。
仕事の量はともかく、質が随分変わったように思う。
仕事の効率化にPC環境の変化はずいぶん寄与してくれた。
e-learningの面目躍如というところであろうか。
それにしても、今年はずいぶんと世の中が激変した一年であった。
もっともっと変わらなくてはいけないものもいっぱいある。
まだまだ、それに気づいているものは思ったより少ないように思う。
来年は、その辺りをもっと変えていかなくては・・・。
皆様、今年一年のご指導ありがとうございました。
よいお年をお過ごし下さいませ。
最初のページへ戻る