4月1日(木)早朝
さて今年も新たな年度を迎えた。
昨年はコロナで、
次の日がどうなるのかも見通せない中で
しかもいきなりの遠隔授業で日々てんてこ舞いだったな。
それに比べれば今年はまだましとは言え、
感染対策をしながらの授業には変わりなく、
またいつ感染爆発で方針転換もままならない中での新学期である。
とりあえず、遅れている集中講義の資料準備は今週中に終えたいね。
4月2日(金)早朝
2日続けての更新であるが、
久々の快挙である。
どうやら新しく申請していた科研費は
採択となったようである。
今度は4年間であるが、
なんとか定年を終えるまで
しっかりと研究できる体制を
整えられたことにほっとすると同時に、
集大成のようなものなので
身が引き締まる思いである。
さてこれからまた更に忙しくなるぞ。
時間管理と計画性が肝心だな。
4月6日(火)早朝
暖かくなってきたので、
春物のジャケットを出して着るようになった。
テンセル素材で肌触りが良く好きなんだけど、
このジャケット、
センターベントでなくサイドベンツなんだよな。
それだけが玉に瑕。
まあリュックで通勤する時はこの方がいいけどね。
コロナで常時マスクだと、
体温調節の観点からも、
着ていくものを選ばざるを得ない。
4月10日(土)
近所のコンビニが今月からレジの機械が変わった。
スーパーなどのように、
お客が一人で主体的に会計できるようになってきている。
こうしてコンビニさえ
無人化への布石は着々と進んでいくんだな。
怖い世の中になってきたものだ。
便利と思う反面、人とのコミュニケーションは
更にどんどん希薄になっていく。
4月14日(水)早朝
花が綺麗に咲き誇る季節となってきた。
桜は散ってしまったけど、
これからはハナミズキやツツジかな。
目に鮮やかな色彩が心を豊かにしてくれる。
ところで、
通勤路にある高校の垣根に植えられている花で
毎年今時分に咲き始め、
10日くらいで散っていく可憐な白い花がある。
たぶんバラの一種と思うのだが…。
季節感は大切だ。
歳時記は人生を彩り、
衰えゆく身体にも一年一年の節目を与えてくれる。
リセットできる世界があることは嬉しいことである。
4月19日(月)早朝
新幹線に乗っていて思ったこと。
コロナ禍になってから、
学会などの出張で地方に出かけることが
極端に少なくなった。
以前はそれこそ新幹線だけでなく
飛行機で札幌や福岡へ出かけたものだし、
航空会社のマイルもずいぶん溜まったものだが、
今やそのカードを使う機会もめっきり減った。
使うとしたら
自宅への新幹線での往復くらいなものである。
そして数年先にコロナを克服したとしても、
こういう出張は
もう元には戻らないかもしれないと思っている。
リモートでの学会発表やズームでの打ち合わせが
この上なく便利で快適なことを知ってしまったものね。
もちろんリアルの対面での打ち合わせや
会合のメリットも理解しているつもりだが、
それをしても
リモートでのメリットを凌駕することはできないと思う。
4月21日(水)早朝
先日のつぶやきの続きだが、
今後出張が極端に少なくなり元に戻らないとして、
何が起こるかと言えば、
交通運賃の値上げ、
そして交通手段の変化がやってくるように思う。
リニアや整備新幹線も見直しになるだろうし、
地方のバス交通網なども
違う交通手段に置き換わっていくのではないだろうか。
大量輸送でなく個人の移動手段の確立へと
確実にシフトするはずである。
どんな世界が待っているのか興味津々だが、
生憎とその頃に私は現役ではなくなっていそうで、
あまりその変化を
肌で感じることはないのかもしれない。
いろいろと考えを巡らすこの頃なのである。
4月25日(日)早朝
最近はもう本当に、
集中力というか堪え性がなくなったと実感する。
具体的には、
レポート読みとか、テストの採点の時に
じっと同じ姿勢で長く作業を続けられないということ。
最初は1時間くらい。
そのうち疲れてくると
さらにだんだん我慢できる時間が減っていく。
基本は体力に依存するものなのだろうけど、
まだ枯れるには少し早い。
もうちょっと頑張れないといかんのだよな。
とはいえ、
無理に我慢するのもなんだか嫌なので、
気分転換を上手くできるように
いろんな工夫をしているのである。
4月28日(水)早朝
良い仕事ってのは、
全て単純な作業の堅実な積み重ねなんだよね。
昔誰かが言っていた言葉だが、
最近それがよくわかるようになった。
逆に言えば、
どんな大変そうな仕事でも、
じっくりよく考えて一つ一つ単純化して行えば
なんとかなるものである。
臆せず落ち着いて
全体をよく見ることが如何に大切か…。
これも年の功と言えるのだろうか？