10月1日(金)早朝
最近、貯めていた健康の貯金を
使い果たしてしまった感じだ。
なんだか不穏な台詞だが、
このところの老化というか加齢で
身体がついていけない感じが
一層増した気がするのである。
コロナというのもあるだろうし、
母親の病気での気苦労ということもある。
まずは自らが健康でないといけない。
余計な負担を軽減して、
出来ることだけに注力し
無理なことはしないようにしよう。
今月も元気で。
10月5日(火)早朝
秋の路線バスのダイヤ改正。
今回も減らされてはいないが、
時間が大きくずれるところがあり、
注意しないと乗りはぐれることがありそうだ。
春と秋のこの時期は、
赤字路線の縮小と必要性のせめぎ合いに
頭を悩ませるバスの運行担当者の気持ちを
慮ってしまう。
人口減少社会かつ脱炭素化の折、
バスなどの交通システムは
根本から見直す必要があるのかもしれない。
とはいえ定年までもう数年という状況なので、
その変わりようを見られることはないだろう。
ましてこれからはテレワーク推進で
仕事のありようは予想以上に変貌するかもしれないしね。
10月9日(土)早朝
やはり、zoomなどの遠隔用のPCと
通常の仕事用のPCは
同時使用でなく分けたほうがいい。
裏で見えないということもそうだが、
挙動が不安定になりやすい。
同時使用するとしても
せいぜい共有用にひとつのプログラムくらいに
しておくべきだよな。
10月13日(水)早朝
先日、入院している母親の
退院に向けてのケアカンファレンスを行った。
今まで臨床で数多くのカンファに出てきたが、
まさかこんなに早く当事者でとして
出る機会が来るとは思わなかった。
理想と現実の狭間に立つといろいろと考えを巡らし、
深謀遠慮が取らぬ狸の皮算用になってしまうような気がしてしまう。
加えて本人の我儘をどうコントロールしていくか、
単身赴任での介護の難しさというのも併せて身に沁みてくる。
このまま快方に向かって解決するわけでもないし、
親孝行できるのも今だけと信じて
できることを精一杯やるしかない。
それにしても、小煩い家族と思われたかしらん。
10月17日(日)早朝
PT学生時代の友人のひとりがつい最近、逝った。
難病を患っていたので気にはかけていたのだが、
よもや還暦を前にして天に召されるとは…。
彼と過ごした若き日々、
青春時代に思いを馳せる。
怖いものなしに幅を利かせた良い時代だったな。
それにしても世は無常であると共に、
これもまた自然の摂理なのであろう。
彼の生涯に敬意をはらうと共に、
自らの生き方を省みる。
平和呆け、ぬるま湯に浸りすぎていないか、
改めて見つめ直していかないといけない。
この道程の中では
彼と私の時代の交差など一瞬の出来事に過ぎない。
そう考えると、ほんの少し
早いか遅いかだけの違いでしかないのかも知れないし、
あちら側へ旅立つのは意外ともうすぐなのかも知れないね。
10月21日(木)早朝
2ヶ月半ぶりに床屋へ行った。
さっぱりしたのはいいが、
ますます白髪が目立つようになってきた。
こめかみのあたりとか…。
父親は今の私の年齢になる前に亡くなったので、
髪がどのくらい真っ白になるのか想像もできない。
うーむ、味のあるジジイになれるだろうか？
10月25日(月)早朝
ジャネーの法則というわけではないが、
最近時間が経つのが早すぎる。
何か事件や問題が生じても、
その先が見えてしまうので、
結果的にそれなりに対処して事なきを得る。
良いことではあるが、
人生がこれの繰り返しだと感動する場面が減り、
平坦な日々の連続となることで
益々時の流れが加速するわけだ。
こういう時こそ
自身を振り返る機会を取らなくてはいかんのだよな。
いま一度初心に帰らなくては。
10月29日(金)早朝
耄碌してきた母親の、
先日亡くなった叔父と出かけた
三島の鰻屋の思い出話が止まらない。
もう一度連れて行ってあげたいものだが
叶わぬ夢となりそうな。
それにしても、
行った鰻屋は桜家なのに、
浜松だと言って譲らない。
これも認知機能の衰えなのだろうか･･･。