紅葉を見にいこうよう
研修会出張後の連休を利用して友人と一泊旅行。ちょっと紅葉には早いかな。
今回出かけたのは上田市の「無言館」と四万温泉の「花涌館」。
生憎の天気だったので観るところを限定してのピンポイント旅行。
出張の疲れを温泉で癒してまた新たなスタートです。
これが「無言館」の入り口。
厳かな雰囲気が漂います。
ごちゃごちゃした飾り気のない、シンプルな外観。
この中に戦没した美学生の作品が飾られています。
通常の美術館とは趣も何もかもが違っていました。
(多分に宗教的な感じ・・・かな)
庭に咲いていたコスモス。
向こうに見えるのはパレットに見立てた慰霊碑。
遠くに見える山々もいつもと雰囲気が違って見えます。
これが「時の蔵」。
作品の修復作業を行う場所だそうです。
さて変わってこちらは泊まった旅館「花涌館」。
天保五年に建てられたというからすごい。
(あちこち修復しているのでしょうけど・・・)
こちらがその天保五年の奥の間。とても立派な床の間がありました。
これが今回の目玉の露天風呂「森のこだま」。
滝の音、森のせせらぎ、ひんやりした空気、
森林浴をしながらの露天風呂なんて、なんと贅沢なんでしょう。
これは「御夢想の湯」。
檜の香りに包まれて何を想う・・・。
これも天保五年(?)の体重計?
こちらが「翠の湯」。
自分たちの泊まった部屋のすぐ隣にある浴室。
滾々と湧き出る泡は源泉に最も近い温泉とのことで、
柔らかく、やさしく身を包み込んでくれるようなしっとりしたお湯を堪能できます。
まさに温泉三昧な旅館。
上の三つの風呂以外にもいくつか個性的な風呂があるのですが、
元来出不精なので今回は断念。
また今度来た時のお楽しみということで。
写真は旅館に据え付けのプール。
水面に浮かぶ山桜の模様が素敵です。
このようにケータイの電波も届かない二日間でしたが、とても充実した毎日でした。
仕事や日常の雑事に追いかけられない開放感は久しくなかった感覚。
たまにはこうしたのんびりもいいですね。